合気道の技で流れを作る!

昨日、Zoom稽古会で「片手持ち側面入り身投げ(一)」を解説しましたが、若干理解しずらい所もあったと思いますので塩田剛三先生の写真を拝借して説明します。

塩田先生の写真は、両手持ちですが片手持ちも基本的には同じです。
写真①は、受けの前足にTの字型に踏み込み、相手を崩します。
次の動作ですが、多くの方達は写真③をイメージしていると思います。しかし、塩田先生の写真(やり方)では、写真➁があります。
この写真➁が非常に大切です。写真➁をよく見て頂くと、塩田先生の後ろ足は動いていないのが分かります。重心を軸足・前足に更に乗せ、手は進行方向に若干進めています。この動作で流れを作りだしています。写真③の後ろ足の踏み込みがぶつからないように写真➁で流れを作り出しているのです。この写真➁のような腰の中心からの動きが次の動作に繋がるやり方、一般には見出しにくい部分です。さすが塩田先生です。
肘当て呼吸投げ(一)が難しい、しっくりこないのも写真➁の動きがないからなのです。

次回1月8日の私のZoom稽古会では、肘当て呼吸投げ(一)を解説します。龍オンラインZOOM稽古は龍オンデマンドの登録者無料参加できます。詳しくはこちら。

安藤毎夫

 

 

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